IconMan Ver 2.0 プレビュー版のご紹介
IconManとは?
Windows95/Windows98のシステムアイコンを簡単にカスタマイズするために作られたフリーソフトです。 以下の特長があります。
- 操作がとても簡単で、初心者でも手軽に扱えます。
- 標準のアイコンに戻すこともできます。
- 変更可能なシステムアイコンはほぼすべてサポートしているので、変更できるシステムアイコン数(種類)がこれより多いソフトは存在しないかもしれません。※1
- 将来、ソフトウェアのインストールやバージョンアップによって新しい特殊アイコンがシステムに登録された場合でも、その特殊アイコンを変更できます。(多分)
- 表示するアイコンの大・小 を右クリックメニューで切り換えることができます。
- その他、Windowsのアイコンに関する設定も行えます。
※1 海外製の同様ソフトで 「shell32.dllに含まれるアイコンのうち、変更しても無意味なアイコン」をシステムアイコンとして多数含めているのを見かけましたが、そういうのは、なしです。
また、IconManで表示されるアイコン数は、OSのバージョンやインストールされているソフトウェアに応じて変わります。そのため、変更できるシステムアイコン総数は作者自身にもわかりません。
Ver1.1からの主な変更点
- C と Win32 API を使ってプログラムを作り直した。
(ランタイムファイルが不要になり、実行速度やメモリ効率も向上した)
- Windows98にも仮対応。 (まだ正式対応ではありません)
- エクスプローラで表示されている任意のアイコンを、起動中のIconManへドラッグ&ドロップしてシステムアイコンに設定できるようになった。
(どんな種類のファイルやフォルダでもOK)
- 同じく、IconManが起動していない状態でも、コマンドラインからファイル名を渡せるようにした。
例えば、IconManのショートカットをデスクトップや「送る」メニューに置いておけば、いつでもエクスプローラ上のアイコンをIconManに渡すことができます。
- 右クリックメニューで「コピー」や「貼り付け」をサポート。
(ただし、IconMan内部のクリップボードを使用)
- デスクトップテーマファイル(*.theme)や、Microangeloの設定ファイル(*.motif) を読み込んで
アイコンを一括変更する機能を追加。
- IE4.0で追加された「ユーザー別の特殊オブジェクト設定」にも対応。
(これにより、「従来のIconManでは一部の特殊アイコンの変更が反映されなかったWindows98環境」 にも対応したはず)
- 右クリックメニュー項目に「プロパティ」を追加。
(レジストリ位置やアイコンファイル名を参照できるようにした)
- 大小両方のアイコンを表示するモードを追加。
- アイコン変更ダイアログの開閉時にアニメーション効果を付けてみた。
(設定でOFFにもできます)
- アイコン変更ダイアログで「参照」ボタンを押した時のコモンダイアログにも、ファイル内のアイコンを表示/選択できる機能を付けた。
(この機能はデフォルトではOFFになっています)
- IconManを起動した時の、最初に表示するタブを指定できるようにした。
- デスクトップアイコンの文字背景を透明にする機能を追加。
(この機能はすでに他のいくつかのソフトにあるものと同じですし、使いづらい部分があるのでおすすめしません)
※ SystemフォルダにあるCOMCTL32.DLLのバージョンが、Windows95初期のものでは使用不可
- 各フォルダアイコンを個別に変更する機能を追加。
(拙作フリーウェア「IE PowerTools」についている機能と同じですが、起動がかなり高速になりました)
※ IE4.0のシェルまたはWindows98がインストールされている環境でのみ使用可能
- ドライブ関連のアイコンを「一般」タブから「ドライブ」タブへ移動した。
- IE4.0の新しいシェル(Windows98も含む)の Internet Explorerアイコンと、Windows98の マイドキュメントアイコンを、「特殊」タブから「デスクトップ」タブへ移動した。
- エクスプローラ上の特殊アイコンのリフレッシュ方式を変更した。
- スタートメニューへ特殊アイコンを追加する機能を、画面レイアウトの都合で一旦削除。
(正式版では別の形で復活する予定)
- Ver1.1までの「標準に戻す」機能は IE4.0
Platform Preview版も考慮して対応していたが、それを廃止した。
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なぜ「プレビュー版」なのか
- 作者の手元には、開発言語を変えて作り直した新しい IconManがある。
- その後、(作者の個人的な)永いブランクが発生し、その間にWindows98が出てしまった。
- 復帰した今、期待して下さっていた方や旧バージョンをWindows98で使用している方のためにも、できるだけ早く新しい IconManを公開したいと思いつつも、当初予定していた新機能や仕様変更のうちのいくつかができていない/アンインストーラもできていない/ソースの見直しも済んでいないなどの不備があり、これらをすべて仕上げるまでには(他にすべきこともあって)まだまだ時間がかかりそう。
- ちなみに、時間がかかりそうなもう一つの理由に、「作者がプログラミングの文法やAPIをほとんど忘れてしまったらしい」というのもある
- ならば取り急ぎ、現状のものを公開することに決定。
- しかし、完全に仕上がっていないものにとって、正式な Ver 2.0 の称号は荷が重すぎる (何じゃそりゃ) が、開発言語を変えたので Ver 1.x とはしたくない。
という自分勝手な経緯&理由から、プレビュー版と名付けました。 将来、完全な形に仕上げたものを「Ver 2.0正式版」として公開したいと思っています。
ベータ版としなかったのは、巷でいうところのベータ版とは意味合いが異なる(現時点で実装済みの機能については、特に問題はないと思っている)からです。
なお、作者がこのバージョンで発見した不具合で、
「IconManの適用ボタンを押し、その後ろにあったエクスプローラがアイコン表示を更新した際に、IconManのウィンドウの中の背景部分(無地のグレー部分)が再描画されなかった」 というのが一度あったきり、再現できません。
(つまり画面の描き残しです。使用上の差し支えはありませんが、この症状を見つけた方は、是非その時の状況を教えて下さい)
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お気づきの点は soft@sira.jp まで